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【長崎県島原市】運営大学生が見た風景

2022.07.15

こんにちは!TANEMAKIメンバー友佑太です。
今回は7月9~10日に長崎県島原市で開催されたSPINNSのPOPUP SHOPでの2日間を通して気づいたことや感想をまとめていこうと思います。

今回は代表のミヤポヨさんの他に同じ福岡大学の3年生の知希にも声を掛けいただきTANEMAKIのスタッフをしながら不為(Futame)も出店させていただきました。

ちなみに今回のイベントの主催は知希で「企画、集客、運営」を行なっていました。

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島原ってどんなとこ?

島原市は長崎市内から車で一時間半程度の場所に位置していて島原半島にある市で近くには雲仙もあります!
町は全体的に古民家が多く、島原城があり綺麗な城下町もあります。湧き水がいたるとこにあったり海や山があり常に自然と触れ合うことのできる町です!

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また美味しい食べ物も多くたくさん楽しんじゃいました笑

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かんざらしがめちゃめちゃ美味しかった。

そんな島原での“TANEMAKI”

SPINNSの地方出店(別名TANEMAKI)では毎回、地元の高校生や大学生にボランティアスタッフの募集をかけ、スタッフとして働いてもらう「販売員体験ワークショップ」が行われています。

その意図は「アパレルの楽しさ面白さを感じてもらうことはもちろん、働くことについての考えを深めたり、今まで知らなかった自分の長所を発見する」などがあります。

今回はメインスタッフとして僕とポヨさん、SPINNS社員のみのりさん、知希の4名に加え、ボランティアスタッフとして地元の島原商業高校の2年生が10名、地元専門学生の男の子1名、計11名がボランティアスタッフとして集まってくれました!

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ワークショップの内容としては自己紹介から始まりアイスブレイクを行い、「働くってなに?どうゆう風に働くのが一番いいの?楽しいの?」という問いにミヤポヨさんなりの答えでわかりやすく高校生に伝えて、このワークショップの本質的なところを説明していく。

今回のワークショップでは
「働くとは何か?」
「新しくできる、知れる喜びの体験」
「自分以外の仲間を褒める」
「地域で思い出を作る」
の4つをテーマに実施されました。

ワークショップの様子

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ミヤポヨさん
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日常的に働いている社会人にとっては一見すると単純そうなこのワークショップ。しかし、内容は考えさせられるものでなかなか難しい内容です。が、高校生たちはみんな真剣に参加し、話を一生懸命聞き理解しようとしてくれていました!

そしていよいよ「じゃあその“働く”ってことをSPINNSのボランティアスタッフを通して理解していこう!」といった流れで…

営業スタート!!

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みんな慣れない業務をあたふたしつつも一生懸命に頑張っていました!
最初の方は緊張していましたが、徐々にほぐれ楽しそうにしていました。

また終日お客さんが多く地元の方や長崎市内からわざわざお越しいただいたお客さんなど、たくさんの方々にお越しいただきました!
(主催の知希が集客を頑張ってくれたおかげですね。さすがだ!)

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地元の高校生からご高齢の方、家族ずれの方など色んな人たちが楽しそうに買い物をしている様子や、友人と談笑している様子、またスタッフの高校生たちが楽しそうに働いている様子を見ていると僕らはとっても嬉しいし、やってよかったなって思います。

“TANEMAKI”について

今回の2日間の中でTANEMAKIの活動についての気づきがありました。

僕としては今回のようなワークショップはとっても有意義で、これを経験し学ぶことができる高校生たちがとっても羨ましいです。

社会に出ると必ず必要になる“働く”という行為、その“働く”の本質的なものを楽しく学ぶことができる。しかも大学生やSPINNSスタッフの人たちと一緒に

こんな贅沢な環境、機会が僕は羨ましいです。

社会人にとって働くのは当たり前。一般的に単純化しがちな“働く”という行為の本質的なところを考える。
大人でもなかなか難しい内容だと思います。

正直、参加した高校生たちが今回の2日間のワークショップを通してどのレベルまで理解し学んでくれているのかは分かりませんし、心配です。

そんな難しい内容をなぜ敢えて高校生に発信するのか。

ミヤポヨさんが振り返りの時に話してくれていました。
「この2日間で高校生らが僕らが伝えたい事やしたいことをしっかりとインプットし、この経験の貴重さに気づくのは今は難しいかもしれない。でも長期的な目で見て高校生らが社会に出て働き出した時に、この2日間の経験がいきてきてくればそれでいいと思うし、必ずいきてくると思う!」と。

だからこその“TANEMAKI”なんだと1人で納得しました。

最後に

そんなTANEMAKIに僕はどう関わっていくのか。

言ってしまえば部外者の僕をありがたいことにミヤポヨさんは毎回TANEMAKIの活動に誘ってくださり宿泊交通費までも負担してくれています。それはきっと僕に何かを期待してくれているからで、もちろん僕もその期待に応えたい。

でも僕は一方的にTANEMAKIをする人ではなく、活動に参加しつつ逆にTANEMAKIをされたいのです。

その要因は様々で、一緒に活動しているメンバーや高校生たちからTANEMAKIをされることがあります。

僕はそんな「TANEMAKIする側であり、TANEMAKIされる側でもある」そんな風に関わっていきたいと思います。

現時点で「日田、壱岐、飯塚」でのTANEMAKIに参加していて、どれも活動が本格化してきています。その中で僕は全力で高校生たちに伝えれることは伝えたいし、高校生たちにも負けないくらい活動を通して色んな学びを吸収していこうと思います。

島原出店から脱線しましたが、今回の2日間を通し僕が改めて気づき感じたことだったのでまとめさせてもらいました。

今撒いているTANEがどれくらいの速度でどんな風に成長するのか分かりませんが、きっと先には綺麗な花が咲いていてその花がまたTANEを撒いてくれると思います。

そのために毎回のTANEMAKIの活動を振り返り、改善を重ね活動自体も成長させていけたらなと思います。僕自身まだまだTANEの段階なので、これからの活動を通し僕もどんどん成長していけたらなと思います。

そんなことを気づかせてくれた島原での2日間はとっても楽しかったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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期間中に撮った個人的に好きな写真