8月27日~28日に長崎県壱岐市にて高校生企画のアパレルショップの運営サポートをしました!
この企画は壱岐商業高校と福岡大学商学部ゼミ生がタッグを組み、地域事業を学ぶ取り組みとして事前学習~店舗運営実践まで行うという企画でした。
『服着る門には福来る』
というテーマで実施されたこの企画。
・壱岐市内に若者が楽しめる洋服屋がない。
・通販で買う事へのサイズなどの不安や、送料などの負担のデメリット。
そんな課題解決と、地域にアパレルショップがあったらみんなハッピーになれるのでは?
という考えでこのテーマに行きついたようです。
僕らSPINNS TANEMAKIチームはアパレル企業として販売商品の提供や運営ノウハウのサポートとして今回招集されました。
TANEMAKIの「はたらきかたワークショップ」を実施し、商品整理や接客口座をオープン前に学んでもらいます。
もちろん初めての洋服屋体験ということで、生徒の皆さん初日は緊張していましたが、
一生懸命接客やレジ対応を頑張っている姿が見受けられました。
そんな姿に地域の大人も心動かされて、入店し洋服を購入している姿が多くみられ、素敵な光景が初日から広がっていました。
コチラが思っていた以上に集客も購買も多く、あっという間に想定していた売上予算を達成!
すごいなぁー!と感心!
1日目はひとまず成功に終わりました。
もっとできることはないかと、1日目の終了後に全員でミーティング。
売れ行きの良かったアイテムもあれば、反応の薄かったアイテムもあります。
この時間では、生徒たちで売れなかったアイテムを明日売れるようにするためのアイデア出しが行われました。
普段、僕たちSPINNSがやっている「高速回転の仮説検証」を体験。
さっそく翌朝オープン前に生徒たちで「売り場替え」や「キャプションづくり」を実行しました。
結果は、、
全てではないですが、売場を変えたり、キャプションを付けたアイテムが初日の何倍と売れるようになり、とても素晴らしい検証実績が出ていました!ほんとすごい!
1日目が終わった時点で僕の気づきとして、「服着る門には福来る」が地域方たちに伝わっていない感じがして、なんとかしたいなと感じていました。
せっかくたくさんお客さんが着て、洋服が売れているのに、大切なテーマが伝わってないのはもったいない。
生徒たちに入口にブラックボード看板に想いを書いて掲示してみてはどうか?と提案。
すると。。。
なんとブラックボードではなく、入口の窓ガラスいっぱいにテーマである「服着る門には福来る」というメッセージや、一人ひとりの目標をびっしり書いていたのです!
予想だにしないアクションにこちらもビックリ!
しかもみんな楽しそうに書いていて、書き終わった後もモチベーションが上がったのか、より一層楽しそうにショップを運営していました。
コンセプトやテーマをアウトプットしてお客さんに伝えていくことは一般の企業にも今の時代求められることです。
この店は「だれが」「なんのために」「どうしたいから」経営をこの地でやっているのか?
そんな大切なことを僕はこの光景を見て気づくことができました。
初回でしたが大成功で終了した壱岐市でのアパレルショップ運営。
この先どうなっていくのかが楽しみです!